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従業員インタビュー

カネボウ技工 スタッフインタビュー

今回は、カネボウ技工で働くスタッフにインタビューを実施しました。実際の仕事内容ややりがい、職場の雰囲気、未経験からの成長など、リアルな声をお届けします。これからカネボウ技工に興味を持っている方や、職人の仕事にチャレンジしたいと考えている方の参考になれば幸いです。


1. 現在の仕事内容を教えてください。

私の主な仕事内容は、シーリング工事の現場作業です。日々の業務内容は現場ごとに多少異なりますが、基本的には午前中に作業の下準備を行い、午後にシーリング材の打ち込みをするという流れになっています。具体的には、まず古いシール材の撤去を行い、その後、養生作業を実施します。養生とは、シーリング材を打つ箇所以外に汚れやダメージが及ばないよう、専用のテープやシートで保護する作業のことです。この工程を丁寧に行うことで、仕上がりの美しさや耐久性に大きな違いが出るため、とても重要な仕事です。

午後は、養生が完了した部分に新しいシーリング材を打ち込みます。シーリングは、建物の防水性や気密性を保つために欠かせない工程です。そのため、単純な作業のように見えても、気温や湿度、材料の特性を考慮しながら正確に施工する必要があります。現場によっては高所での作業もありますが、安全対策をしっかりと講じた上で作業を進めています。地道な仕事ではありますが、完成したときの達成感は格別です。


2. 入社のきっかけは何ですか?

私はもともと別の職種で職人をしていましたが、事故により体を思うように動かせなくなってしまいました。これまでと同じ仕事を続けることが難しくなったため、新しい職種を探していたところ、シーリング職人の仕事に出会いました。シーリング工事は、他の建築作業に比べると体を大きく動かす機会が少なく、比較的負担が少ない仕事であることを知り、「これなら自分でも続けられるのではないか」と思いました。

求人情報を詳しく調べるうちに、カネボウ技工の募集内容に興味を持ちました。特に、未経験でも丁寧に指導してもらえる環境があること、チームワークを大切にしている会社であることに魅力を感じ、応募を決意しました。入社するまでは不安もありましたが、実際に働いてみると、想像以上に働きやすく、メンバー全員が協力し合う温かい職場でした。この会社に入社できて本当に良かったと思っています。


3. 入社前と入社後で感じたギャップはありますか?

入社前は、体力的な面で不安がありました。特に、現場作業となると「階段を上り下りすることが多くて大変なのではないか?」と考えていました。しかし、実際に働いてみると、ほとんどの現場にはエレベーターが設置されており、想像していたほどの負担はありませんでした。また、カネボウ技工のメンバーがしっかりとサポートしてくれるため、作業を無理なく進めることができています。

もう一つ、良い意味でのギャップだったのは、仕事の環境の良さです。職人の世界というと、「厳しくて上下関係が厳しいのでは?」と少し身構えていましたが、カネボウ技工はまったくそんなことはありませんでした。現場ではチームワークが大切にされていて、困ったことがあれば先輩や上司がすぐにフォローしてくれます。体力的に自信がない方や未経験の方でも、安心して働ける環境が整っていると感じました。


4. 仕事のやりがいや魅力を教えてください。

この仕事の一番のやりがいは、自分が手掛けた建物が何年、何十年とその形を保ち続けることです。シーリング工事は、建物の防水や耐久性を維持するために欠かせない作業であり、私たちがしっかり施工することで、建物を長持ちさせることができます。

また、完成した現場を見たときに「この部分の施工は自分が担当した」と胸を張って言えることも、大きな誇りにつながります。仕事の成果が目に見えて残るため、手を抜くことなく全力で取り組みたいという気持ちになりますし、それがモチベーションにもなっています。


5. 仕事で大変なことはありますか?

正直に言うと、「これが特に大変だ」ということはあまりありません。しかし、細かい作業が求められる場面は多くあり、特に養生作業では丁寧な技術が必要になります。養生テープをまっすぐ均等に貼ることが難しく、最初は思うようにできずに苦労しました。

ただ、そうした難しい作業も、周囲のメンバーがしっかりとサポートしてくれるので、失敗を恐れずに取り組むことができます。自分一人で悩むのではなく、わからないことがあればすぐに相談できる環境があるのは、本当にありがたいです。


6. カネボウ技工の職場の雰囲気はどうですか?

一言でいうと、「とにかく明るい職場」です。仕事中はもちろん、現場に向かう車の中でも笑いが絶えず、楽しく働ける環境です。仕事に対しては真剣ですが、堅苦しさやピリピリした雰囲気は一切なく、どんなことでも気軽に相談できます。

特に新人のうちは「こんなことを聞いても大丈夫かな?」と不安になることもありますが、先輩方が優しく丁寧に教えてくれるので、萎縮せずに学ぶことができます。未経験の方でも安心して働ける雰囲気が整っています。


7. 未経験で入社した場合、どのように仕事を覚えていきましたか?

私はまだ入社してそれほど長くはありませんが、未経験でも安心して仕事を覚えていける環境が整っていると実感しています。最初は専門用語や作業の流れもよく分からず、不安を感じることもありましたが、カネボウ技工では先輩が丁寧に指導してくれます。一つひとつの作業を実際にやりながら覚えていくことができるので、座学で学ぶよりもずっと理解しやすいです。

また、仕事を覚えるスピードは人それぞれなので、焦らずに自分のペースで成長できるのもありがたいポイントです。何度でも同じ質問ができる環境があるため、「一度聞いたのに忘れてしまった……」ということがあっても、気兼ねなく先輩に聞くことができます。私自身、何度も同じことを確認しながら、少しずつ自信をつけていきました。

最初は難しいと感じることもありますが、繰り返し作業を行うことで自然とスキルが身についていきます。特に手先を使う作業が多いため、経験を積むことでどんどん上達していくのが実感できるのも、この仕事の面白さだと思います。


8. 仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

私は、仕事を楽しく覚えることを大切にしています。職人の仕事は覚えることが多く、最初のうちは「自分にできるのだろうか?」と不安を感じることもありました。しかし、無理に覚えようとせず、一つひとつの作業を楽しみながら学んでいくことで、自然と身についていくことに気づきました。

また、焦らずに少しずつスキルを磨いていくことも重要です。最初から完璧にできる人はいませんし、誰でも最初は初心者です。大切なのは、失敗を恐れずにチャレンジすることだと思います。カネボウ技工では、失敗したときに怒られるのではなく、「どうすれば次にうまくできるか」を一緒に考えてくれる環境があります。このおかげで、安心して挑戦し続けることができています。


9. シーリング防水の仕事に必要なスキルや資格はありますか?

シーリング工事において特に求められるのは、手先の器用さです。細かい作業が多いため、手を使うことが好きな人にとっては、やりがいのある仕事だと思います。しかし、最初は不器用であっても、現場での経験を積むことで確実に上達していくので、「自分には向いていないかも……」と不安に思う必要はありません。

また、資格については、シーリング防水技能士の資格があります。仕事を続ける中で「もっとスキルを高めたい」「専門的な知識を深めたい」と感じたら、2級から取得を目指すことができます。2級を取得した後は、さらに上を目指して1級を取得することも可能です。資格があると仕事の幅も広がり、自信を持って業務に取り組めるようになります。私自身も、今後2級の資格取得を目指して頑張っていきたいと考えています。


10. 一日の仕事の流れを簡単に教えてください。

朝はまず、現場で朝礼を行います。その日の作業内容や注意点を確認し、チーム全体で仕事の流れを共有します。作業の安全性を確保するためにも、事前の打ち合わせはとても重要です。

朝礼が終わったら、午前中はシーリングの準備作業を行います。具体的には、古いシール材の撤去や養生の作業が中心になります。この段階でしっかりと下準備をしておくことで、午後のシール打ち込み作業がスムーズに進みます。

昼休憩を挟んで、午後からはいよいよシーリング材の打ち込み作業を開始します。均一に、美しく仕上げることが求められるため、慎重に作業を進めていきます。作業が終わると、現場の片付けや最終確認を行い、一日の業務が終了します。


11. 職場の先輩や上司との関係性についてどう感じていますか?

カネボウ技工の職場は、本当に家族のような雰囲気です。職人の世界では厳しい上下関係があるイメージを持つ方もいるかもしれませんが、カネボウ技工ではそうした堅苦しさは一切ありません。

もちろん、仕事に対しては真剣ですが、先輩や上司はとても優しく、困ったことがあればすぐに相談できる環境があります。失敗したときも、一緒に解決策を考えてくれるため、「怒られるのが怖い……」という不安を感じることはありません。仕事の話だけでなく、プライベートな相談もしやすい雰囲気があるので、本当に働きやすい職場だと感じています。


12. この仕事に向いている人はどのような人だと思いますか?

この仕事に向いているのは、手先が器用な人や、コツコツと作業をするのが好きな人だと思います。また、上下関係が苦手な人や、人間関係に悩みたくない人にとっても、カネボウ技工は非常に働きやすい職場です。

仕事を楽しみながら取り組める人、チームワークを大切にできる人であれば、きっとやりがいを感じられると思います。技術を身につけて手に職をつけたい人には、とてもおすすめの仕事です。


13. カネボウ技工で働くことで成長したと感じることはありますか?

私がこの仕事を通じて一番成長したと感じるのは、人との関わり方です。私は山形出身ではないため、最初は方言や環境の違いに戸惑うこともありました。しかし、カネボウ技工のメンバーが私の地元の話を聞いてくれたり、山形の文化について教えてくれたりしたおかげで、すぐに馴染むことができました。

この仕事を始めてから、人と話すことが楽しくなり、以前よりも積極的にコミュニケーションを取れるようになったと感じています。


14. 今後の目標や挑戦したいことはありますか?

今後の目標は、まずシーリング防水技能士2級の資格を取得することです。そのために、日々の仕事を全力で取り組み、技術を磨いていきたいと考えています。

将来的には、1級建築士の資格を取得することも視野に入れています。目標に向かって努力を重ねながら、さらにスキルアップしていきたいと思っています。


15. 求職者の方へメッセージをお願いします。

カネボウ技工は、人間関係が本当に良い会社です。上下関係に悩むことなく、安心して働ける環境が整っています。手に職をつけたい方、職人の仕事に興味がある方は、ぜひ一度カネボウ技工で働いてみてください!

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