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雨水の侵入を防ぐ玄関と外構のシーリング防水工事

所在地:大阪府吹田市 / 施工時期:2024年10月

背景と課題:

築25年の戸建て住宅で、玄関ポーチ周りのタイルが剥がれ、雨水の浸入が確認されるようになりました。玄関の周辺では、雨の日に水たまりができやすく、タイルの下に水が浸透してタイルが浮き上がる現象が発生していました。さらに、外構の土間コンクリートにもひび割れが発生し、隙間から水が浸入していました。お客様は、「玄関周りの見栄えを良くし、家全体の防水性を強化したい」というご希望を持たれていました。

工事の目的と計画:

今回の工事の目的は、玄関ポーチと外構周りの防水性を強化し、美観を回復させることです。特に、玄関周りのタイル剥がれと水たまりを解消し、住まいの快適性を向上させるための計画を立てました。

施工内容:

  1. 玄関ポーチの防水工事:
  • 既存タイルの撤去と下地補修:
     玄関ポーチのタイルをすべて撤去し、タイル下の下地を確認しました。下地にひび割れや劣化が見られたため、コンクリートの補修を行い、平滑な状態に整えました。特に、雨水が溜まりやすい部分には排水勾配を調整し、排水を促すように改良しました。
  • シート防水と新規タイルの施工:
     玄関ポーチには高耐久の防水シートを敷設し、その上に新しいタイルを施工しました。タイルの接着には、専用の防水性接着剤を使用し、水の浸入を完全に防ぎます。新しいタイルは、滑りにくく、耐久性の高い素材を選定しました。
  1. 外構周りの防水工事:
  • 土間コンクリートのひび割れ補修と防水材の塗布:
     外構周りの土間コンクリートのひび割れを補修し、防水材を全面に塗布しました。この防水材は、コンクリート内部に深く浸透し、水の浸入を防ぎます。さらに、土間コンクリートの表面を滑りにくくするために、特殊な表面仕上げを施しました。
  • 排水設備の改善と防水層の追加設置:
     玄関周りと外構に新しい排水設備を設置し、排水効率を向上させました。また、防水層を追加設置し、玄関から外構周りへの水の流れを制御することで、全体的な防水性を強化しました。

工事後の効果とお客様の声:

工事後、玄関ポーチ周りの水たまりが解消され、タイルの剥がれや浮き上がりがなくなりました。外構周りのひび割れも修復され、美観が大幅に向上しました。お客様からは、「玄関が新しくなって、家全体が明るく感じられる。家に入るたびに気持ちがいい」との喜びの声をいただきました。また、防水対策の効果により、雨の日も安心して生活できるようになったとの評価をいただきました。

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